3被弾炎上を喫した田中将大にコーチから厳しい声 「攻撃的になる必要がある」
21日のタイガース戦に続き2試合連続での3被弾、大量失点を喫した田中に対し各所から厳しい意見が集まっている。田中の投球に対して、ロスチャイルド投手コーチは「もっとストライクゾーンを攻めないと」と注文をつけた。
2015/06/29
Getty Images
米メディアも辛口
現地27日、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大は、敵地ミニッツメイド・パークでのヒューストン・アストロズ戦に登板。5回を投げ5奪三振も3本塁打を浴びて6失点。7失点を喫した前回21日の登板に続き、2試合連続の炎上に各メディアからは厳しい声が集まっている。地元紙『New York Daily News』は「田中将大の粗悪な登板にも関わらず、ヤンキースが9-6でアストロズを制した」とその登板を報じた。
Tanaka’s first three starts back from the disabled list gave the Yankees the belief that he was back in form. But his past two outings have been disastrous, leading to the obvious question: Is he injured or just ineffective?
故障者リストから戻ったあとの田中の3先発は、ヤンキースに彼が本調子に戻ったという確信を与えた。しかしここ2回の登板は壊滅的だった、そして(その2登板は)彼は怪我をしているのか、もしくは通用しなくなったのか? という疑問を呼んでいる。
初回に女房役ブライアン・マッキャンの12号グランドスラム、2回にはクリス・ヤングの2ランホームラン、6点の大量援護を受けた田中は、初回から先頭打者に四球を出すなどピリッとしない。2回にクリス・カーター、ジョージ・スプリンガーの連続タイムリーで2点を返されると、4回にはカーターに特大の一発を浴びて3点差。さらに5回には新進気鋭のカルロス・コレア、ホゼ・アルトゥーベの連続アーチであっという間に同点。大量リードをわずか5イニングで完済してしまった。
前回登板に続き、自己ワーストタイとなる3被本塁打、ここ2試合で10イニングを投げ13失点(自責点11)、6被本塁打。最悪の2登板となってしまった。