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「ポストシーズン進出だ」積極補強のホワイトソックス指揮官が躍進に自信

2020/01/21

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Getty Images



2008年以来のポストシーズン進出を目指す

 昨シーズン、アメリカンリーグ中地区で3位に終わったシカゴ・ホワイトソックスだが、今オフ積極補強を行い、来季の躍進が期待されている。指揮官リック・レンテリーア監督も今季のチームに手ごたえを感じているようだ。18日(日本時間19日)、公式サイト『MLB.com』のスペイン語圏版『ラス・マジョーレス.com』がそのコメントを報じている。
 
 今オフのFA市場でホワイトソックスは一躍主役に躍り出た。2015年のサイ・ヤング賞左腕ダラス・カイケル投手、今オフの目玉の一人だったヤズマニ・グランダル捕手、通算414本塁打の大砲エドウィン・エンカーナシオン内野手らを獲得する一方で、主砲ホセ・アブレイユ内野手の引き留めにも成功し、大幅な戦力アップを遂げた。
 
 こうした状況に、58歳の指揮官は「我々の望みは勝つことだ。単純に見て、紙の上では我々のチームはかなり良くなっている。だが、魔法の薬などはない。選手たちがきちんと仕事をしてくれることが重要だ。私の仕事は、信頼を持って選手たちが戦い抜けるように支え、成功するために選手たちを最高の状態にすることだ」と語る。
 
 就任4年目。過去3年はいずれも勝率.500を大きく下回った。そしてチームも2008年の地区優勝以降はポストシーズンから遠ざかっているが「我々はポストシーズンを戦いたい。地区優勝できればよいが、ワイルドカードであったとしても構わない。より多くの試合で勝ちたいし、いいポジションにつけたい」とレンテリーア監督は勝利への渇望を語る。
 
 大きな変化の中にありながらも「もし目標に恐れを感じている者がいるならば、そこは君がいるべきところではないのだよ言いたい。我々は新たな選手たちを手にしたし、彼らが色々ともたらしてくれだろう。だが、“いい野球をする”という私の哲学は常に同じなのだ」と指揮官は冷静だ。MLBの表舞台から遠ざかって久しいホワイトソックス。今季は久々に大暴れしてくれそうだ。



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