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ヤンキースの英雄ジーター、得票率99.7%で殿堂入り「最高の名誉」 “ラストチャンス”ウォーカー氏も

2020/01/22

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ウォーカー氏はカナダ出身選手として史上2人目の偉業

 一方、ウォーカー氏は殿堂入り資格10年目、“ラストチャンス”で悲願の殿堂入りを果たした。カナダ出身選手として、ファーガソン・ジェンキンス氏(シカゴ・カブスなど)以来史上2人目の偉業。得票率は2年前から34.1%、54.6%と上昇し、今年76.6%と基準をわずかに上回る形となった。
 
 現役時代はモントリオール・エクスポズ、ロッキーズ、セントルイス・カージナルスでメジャー17年を過ごし、通算2160安打、383本塁打、1311打点、230盗塁。ナショナル・リーグ最高打率を3度、リーグ最多本塁打を1度とタイトルを獲得した他、シーズンMVPを1度、シルバースラッガー賞を3度、ゴールドグラブ賞を7度、オールスターゲームにも5度選出と数々の功績を残してきた。
 
 ウォーカー氏は、殿堂入りについて「76.6%もの数字は考えていなかったので、心から感謝している。カナダ人として自分の国を代表し、殿堂にファーガソン・ジェンキンスに続いて加わることができたことを誇りに思う」と喜びのコメントを残している。
 
 なお、その他の候補者の得票率は、カート・シリング氏が資格取得8年目で70.0%(278票)、ロジャー・クレメンス氏が8年目で61.0%(242票)、バリー・ボンズ氏が8年目で60.7%(241票)などとなり、今年の殿堂入りには届かなかった。

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