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ロッキーズ、大砲ストーリーと2年30億円で合意へ “全盛期”迎えた男との年俸調停回避

2020/01/25

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2021年オフにFA…主砲アレナドと同時流出の可能性も

 コロラド・ロッキーズのトレバー・ストーリー内野手が、2年2750万ドル(約30億円)の契約に合意する見込みであることが分かった。米スポーツ専門サイト『ESPN』が24日(日本時間25日)、伝えている。
 
 現在27歳のストーリーは、2016年に27本塁打を放ち鮮烈なデビューを飾ると、その後も本拠地クアーズ・フィールドの地の利を生かしながら長距離砲として活躍した。
 
 2018年には37本塁打、昨季2019年は35本塁打と2年連続で35本塁打以上をマーク。また、デビュー2年間で計15個だった盗塁数が2018年から27個、23盗塁と激増し、走力でも攻撃を支えた。
 
 そして本塁打数と盗塁数だけでなく、昨季の打率.294、111得点、出塁率.363はいずれもキャリアハイ。2年連続でのシルバースラッガー賞受賞、オールスターゲーム選出とまさに全盛期を迎えていると言っていい。しかしその一方で、昨季の年俸は500万ドル(約5億5000万円)と格安だった。
 
 そんな中、同サイトによれば、ストーリーとロッキーズは2年2750万ドル(約30億円)の契約に合意したと報道。ストーリーはオフに年俸調停期間の2年目として年俸1150万ドル(約12億5000万円)を希望していたが、球団側が提示した額は1075万ドル(約11億7000万円)と75万ドル(約8000万円)の開きがあった。
 
 それでも、球団側が年俸調停を回避し、複数年契約に合意する見込みだという。これにより、ストーリーがフリーエージェント(FA)となるのは2021年シーズン終了後となる。
 
 ロッキーズは、もう一人の主砲であるノーラン・アレナド内野手が昨季の開幕前に8年総額2億6000万ドル(約287億円)の大型契約を結んだが、こちらも2021年オフにはオプトアウトが可能。ストーリーとアレナドの同時流出の可能性もあるだけに、今後ロッキーズがどのような動きを見せるか注目が集まる。



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