前田健太を待ち受ける「ドジャース以上の激戦」。新天地ツインズの先発ローテ候補は“百花繚乱”
2020/02/05
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実力派、若手新鋭…ライバルは最大8人か
この事態にツインズは、オフの間に前田のドジャース時代の同僚でもある通算65勝の左腕リッチ・ヒル投手、2度のノーヒットノーランを含む通算80勝の右腕ホーマー・ベイリー投手を獲得した。
ヒルは左肘の手術を受けたため、今季は少なくとも前半戦は投げられない見込みだが、昨季2球団で計13勝を挙げたベイリー投手は有力候補に数えられる。
有望な若手も豊富で、昨季メジャー1年目でともに2勝を挙げた右腕ランディ・ドブナック投手、左腕デビン・スメルツァー投手、3勝を挙げた左腕ルイス・ソープ投手が虎視眈々とローテ入りを狙っている。
同サイトは「オドリッジとベリオスの2人確定だが、残りのイスを前田、ベイリー、ピネダ、ヒル、ドブナック、ソープ、スメルツァーで争うことになる」とした上で、昨季は新人としてリリーフを任された右腕ショーン・ポッペン、マイナー契約で獲得した右腕ユーリス・チャシーン投手にも可能性があるとの見解を示した。
チャシーンは昨季こそレッドソックスで3勝(12敗)に終わったが、2017年はサンディエゴ・パドレスで13勝、2018年はミルウォーキー・ブリュワーズで15勝といずれも勝ち頭となった実績を持つ。スプリングトレーニングの状態次第では開幕までにメジャー契約を勝ち取る可能性がある。
まとめると、前田は先発ローテーションの残り3枠を最大8人と争う。もしローテ争いに敗れた場合はブルペンに回ることが濃厚だが、ツインズのリリーフ陣にも人材が豊富だ。