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ドジャース、大砲マンシーと3年28億で契約延長 27歳でメジャー定着の苦労人が長期残留へ

2020/02/07

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2年連続35発、ALDSでは3本塁打7打点の大活躍も

 ロサンゼルス・ドジャースのマックス・マンシー内野手が契約延長に合意した。米公式サイト『MLB.com』が6日(日本時間7日)、伝えている。
 
 4日(同5日)に大型三角トレードでムーキー・ベッツ外野手、デビッド・プライス投手が入団となったドジャース。18年ワールドシリーズで熱戦を繰り広げたレッドソックスから投打の主力を新たに獲得し、戦力はさらにアップしている。
 
 そして、6日(同7日)にはチームの主砲との契約延長も発表された。ドジャースとマンシーは3年2600万ドル(約28億5000万円)で契約延長に合意。23年にフリーエージェント(FA)となるが、同年には球団側にオプションが付いている。
 
 現在29歳のマンシーは遅咲きの苦労人としても知られている。2012年にオークランド・アスレチックスからドラフト5巡目(全体169位)指名されプロ入りするものの、定着は厳しかった。15年にデビューするも、17年開幕前にはチームを実質上の戦力外となってしまう。
 
 しかし、17年4月にドジャースにマイナー契約で入団すると、この移籍が転機となり同年には35本塁打を放って大ブレイク。27歳にして眠っていた長打力が突如目覚め、一躍チームの主砲となった。昨季も141試合で打率.251、35本塁打、98打点の成績を残し、初のオールスター選出も経験した。
 
 また、マンシーには守備での貢献度も高く、昨季は一塁手(65試合)、二塁手(70試合)、三塁手(35試合)と内野3ポジションを守る活躍。時には両翼に就くこともあり、チーム内ではユーティリティープレイヤーとしての地位も確立している。
 
 8月には30歳を迎えるマンシーだが、今季も中心選手として好守に渡っての大活躍が期待されている。新加入のベッツ、昨季MVPのコディ・ベリンジャー外野手らとともに築く打線は、相手投手にとって非常に恐ろしいものになりそうだ。



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