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レイズ・筒香嘉智にオーナーも期待!かつて在籍の岩村明憲氏、松井秀喜氏の名挙げ「異なる“ビート”」

2020/02/23

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新たな日本人スラッガーとして「強いレイズ」けん引へ

 タンパベイ・レイズのオーナーであるスチュアート・スターンバーグ氏が、新加入の筒香嘉智外野手について過去の在籍日本人を例に挙げながら期待感を示した。地元紙『タンパベイ・タイムズ』が22日(日本時間23日)、伝えている。
 

 
 スターンバーグ氏は毎年フロリダ州ポートシャーロットで行われているスプリングトレーニング(春季キャンプ)を視察しているが、今年は多くのメディアが集中する筒香について注目した。
 
 横浜DeNAベイスターズからポスティング制度を利用して新たに加わった日本通算205本塁打のスラッガーについて、スターンバーグ氏は「素晴らしい。レイズには過去、このチームでキャリアの最後を飾ったマツイ(松井秀喜氏)、2008年に主力選手としてアメリカン・リーグ優勝に導いたアキ(岩村明憲氏)がいたが、彼(筒香)は異なる“ビート”を持っているようだ」と認識。多くのメディアを引き連れ、一挙手一投足に視線が集まるその存在感に大きな期待を示した。
 
 岩村氏は2007年に東京ヤクルトスワローズから筒香と同じくポスティング制度を利用してレイズ(当時はデビルレイズ)と契約。2年目の2008年には二塁のレギュラー、そして主に1番打者としてチームをけん引し、球団史上初のア・リーグ優勝に大きく貢献した。
 
 そして松井氏は2012年にレイズとマイナー契約を結び、5月にメジャー昇格を果たして本拠地で即本塁打を放つなど足跡を残した。日本を代表するスラッガーがキャリアを終えたレイズに、再びスラッガー筒香が入団したことも縁深いものがある。
 
 松井氏以来のレイズの新しい日本人スラッガーとして、岩村氏が執ったようなリーダーシップとともに「強いレイズ」を作っていくことが筒香には期待されている。



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