筒香嘉智が前田健太から洗礼、初球チェンジアップ宣言も「速球だった」。大谷翔平は2三振【MLBオープン戦】
2020/03/02
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米大リーグのオープン戦が1日(日本時間2日)もフロリダ・アリゾナの各地で開催され、日本人メジャーリーガーたちが調整を進めている。この日は、タンパベイ・レイズの筒香嘉智とミネソタ・ツインズがメジャーで初めて顔を合わせた。
筒香嘉智「2番・左翼」
3打数無安打(左飛、右飛、空三振)
筒香は、ツインズ先発・前田健太と海を渡ってから初めての対戦。第1打席は平凡な左飛。2回の第2打席は大きな当たりを放つも、右飛に打ち取られた。この日は6回の守備からベンチに退いた。
米公式サイト『MLB.com』によると、試合前、前田は筒香に対し初球チェンジアップを宣言していたという。しかし、初球に投じられたのはストレート。ストライクがコールされ、これには筒香も苦笑い。「(宣言通りの)チェンジアップを待っていたが、速球だったのでスイングしなかった」と、さっそくメジャーの先輩から洗礼を受けた。
前田健太(先発)
2回2/3、被安打2、被本塁打1、失点3(自責点1)、奪三振3
前田は、日本人メジャーリーガーの先輩として、ルーキーの筒香を2打席とも抑え込むなど、貫禄を見せた。一方で、味方の拙守もあり、3回途中3失点で降板した。
大谷翔平「4番・指名打者」
2打数無安打(空三振、三振)
大谷は、ホワイトソックスの左腕ロス・デトワイラーのまえに2打席連続三振に倒れた。また、今季からFA大型契約で加入したレンドーン内野手が本塁打を放つなど、エンゼルスにとっては明るい話題もあった。