ヤンキース・田中将大、レッドソックスを3回5K零封 味方打線爆発、野手エラーは「経験できて良かった」
2020/03/04
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初回三者凡退の直後に打者11人で6得点!
ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が3日(日本時間4日)、フロリダ州タンパで行われたボストン・レッドソックスとのオープン戦に先発登板し、3回無失点と好投した。
今季オープン戦2試合目の登板となった田中は初回、先頭打者のアンドリュー・ベニンテンディ外野手から見逃し三振を奪うと、2死からマイケル・チェイビス内野手も見逃し三振に仕留め三者凡退の立ち上がりを見せる。
すると、ヤンキース打線は直後に打者11人の攻撃で6点を先制。大量援護をもらった田中は続く2回も1死から二者連続三振とテンポの良い投球を見せる。そして、3回は2死から三塁手ジオ・ウルシェラ内野手のエラーによってランナーを許したが、最後はベニンテンディを一ゴロに打ち取り難なく切り抜けた。
田中は3回40球を投げて無安打、無四球、奪三振5、無失点。前回登板ではワシントン・ナショナルズに対して2ラン本塁打を浴びるなど2回2失点だったが、この日は同地区のライバル球団に対してほぼ完ぺきな内容で順調な調整ぶりを見せている。
米公式サイト『MLB.com』によれば、田中は試合後「(味方の大量得点や野手のエラーについて)これらのことはシーズン中にも起こる傾向があるので、それを経験できたのは良かったと思う」とコメント。この日は打線が初回から爆発したが、田中自身も「チームに多くの得点を記録させたい」と話し、自らの投球によって攻撃にリズムを持たせ勝利に貢献していくことを誓った。