復帰間近の岩隈久志も貴重なトレード候補? 積極的なトレードを続けるマリナーズ
『ESPN』でもライターを務めるジョナ・ケリー氏が地元ラジオ番組で岩隈復帰に伴い、豊富な投手陣からチームの弱みとなっている打線の補強の可能性を語った。チームが来季以降に勝負を見据えた場合は、今季終了後にFAとなる岩隈も貴重なトレードの駒になる見解を述べた。
2015/07/02
Getty Images
復帰に伴い貴重なトレードの駒になり得る岩隈
ここまでは買い手の姿勢で補強を進めているが、トレード期限日までにチームの成績が上がらなければ、ベテランを放出し売り手へと方向転換することになるかもしれない。そうなると、岩隈はマリナーズにとって貴重なトレードの駒となるだろう。プレーオフを争うチームにとって通算防御率3.18を誇る元オールスターは魅力的だ。
今季FAとなる岩隈をシーズン終了後にタダで失う可能性がある。その前にトレードを実行することでマリナーズは若手選手、もしくは足りない部分を獲得することができる。
“Because Iwakuma is real good and he’s well into his 30s and he’s not signed long term… if he’s healthy he becomes a prime trade piece himself if you really feel that you want to get younger and do some different things and diversify your roster.”
「岩隈は非常に良い投手であり、30代半ばに差し掛かっているが長期契約を結んでいない。マリナーズにとっては若返りを図りチームに変化を与えたいのであれば健康である岩隈は貴重なトレードの駒となり得る」
トレード期限日が過ぎ去ったあと岩隈がマリナーズのユニフォームを着ているか否かがチームの方向性を大きく示すことになるだろう。7月に突入し、多くのトレードの噂が飛び交うだろうが復帰とともにマリナーズと岩隈の行く末にも注目だ。
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出典:Analyst: Mariners could trade from pitching strength to help offense by BRENT STECKER in 710 ESPN Seattle on June 30, 2015