レッズ・秋山翔吾、メジャー初マルチ安打 エンゼルス・大谷翔平は無安打で6戦8三振【MLBオープン戦】
米大リーグのオープン戦が6日(日本時間7日)にアリゾナ州の各地で開催され、日本人メジャーリーガーたちが調整を進めている。
2020/03/07
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秋山翔吾 3打数2安打
シンシナティ・レッズの秋山はアリゾナ州メサで行われたオークランド・アスレチックス戦に「1番・中堅」で先発出場し、初回の第1打席は左腕ショーン・マネイア投手の前に中飛に倒れるも、3回の第2打席は1死一塁の場面でマネイアから遊撃への内野安打を放った。そして3番のマット・デビッドソン内野手の逆転3ラン本塁打によって生還を果たす。
秋山は6-5と1点リードの5回にも右腕ルー・トリビーノ投手から左前安打を放ち、この日は3打数2安打1得点。オープン戦ながらメジャー初の1試合複数安打をマークした。これでオープン戦は通算7試合で20打数6安打、打率.300となっている。
なお、守備機会は3回にクリス・デービス外野手のライナー性の飛球を捕球した1度のみ。通算7試合で中堅、左翼ともに失策は記録されていない。
大谷翔平 2打数無安打
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷はアリゾナ州テンピで行われたカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「4番・指名打者(DH)」で先発出場し、2回の第1打席で右腕ブレイディ・シンガー投手に対して四球を選ぶと、3回の第2打席では右腕ホーヘイ・ロペス投手の前に見逃し三振。
そして無死一塁で迎えた6回の第3打席は右腕ケビン・マカーシー投手と対したが、二ゴロに打ち取られ、この日は2打数無安打1四球だった。これで今年のオープン戦は通算6試合で12打数1安打で打率.083。中でも三振の数が多く、2018年は11試合で10三振だったのに対し(打率.125)、今季はすでに8三振となっている。