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大谷翔平擁するエンゼルスが優勝候補! 米公式サイトがダークホース球団を特集、秋山翔吾、山口俊も鍵握る存在に

2020/03/10

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故障に主力不振…優勝候補にもリスクは多数

 地区優勝へのダークホースとなり得るチームについて米公式サイト『MLB.com』が3月8日(日本時間9日)、特集記事を発表。各地区1球団ずつ選出され、大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・エンゼルスなどが取り上げられた。
 

 
 昨季はワシントン・ナショナルズがワイルドカード枠から世界一となったMLB。優勝候補にも主力故障、不振など低迷する要素は少なくなく、意外なチームが大躍進することもある。そこで同サイトでは地区優勝へのダークホースとなる得るチームを特集。地区ごとに1球団ずつが取り上げられた。
 
今回取り上げられた球団は以下の通り。
 
ア・リーグ
東地区:トロント・ブルージェイズ
中地区:シカゴ・ホワイトソックス
西地区:ロサンゼルス・エンゼルス
 
ナ・リーグ
東地区:ワシントン・ナショナルズ
中地区:シンシナティ・レッズ
西地区:サンディエゴ・パドレス
 
 秋山翔吾外野手が加入したレッズ、山口俊投手が加入したブルージェイズがそれぞれ選出。レッズはオフに大補強を敢行したこと、ブルージェイズは補強と若手野手のさらなる躍進に期待できることが要因となっている。また、新加入組の活躍が鍵になるとも分析されている。
 
 特にブルージェイズは新エースの柳賢振投手がフルシーズンを過ごせるかがチームの命運を左右することになるだろう。昨季はロサンゼルス・ドジャースで182回2/3を投げる活躍だったが、2018年は82回1/3、17年は126回2/3と故障に悩まされるシーズンが続いていた。
 
 メジャー3年目を迎える大谷が所属するエンゼルスも影の優勝候補となった。FA移籍のアンソニー・レンドーン内野手、MVPのマイク・トラウト外野手らの存在が大きく、二刀流復帰予定の大谷ら主力選手が活躍すれば、地区優勝の可能性があるとされている。
 
 しかし、主力選手の故障離脱が続けば戦力ダウンは免れない。特に先発陣は目立った補強ができず、シーズン途中で“投壊”状態となる可能性も高い。いかに健康面で充実できるかがポイントとなるだろう。同地区のヒューストン・アストロズはサイン盗み疑惑で士気も下がっているだけに、今季は大きなチャンスとなるかもしれない。
 
 一方、昨季世界一のナショナルズも選出。ワールシリーズ連覇は1998年から2000年のニューヨーク・ヤンキースの3連覇が最後となっているが、完全優勝で偉業達成なるだろうか。マックス・シャーザー投手、スティーブン・ストラスバーグ投手、パトリック・コービン投手ら強力先発トリオは今季も健在だ。



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