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プイーグがドジャース時代の因縁ジャイアンツに移籍? シーズン開幕延期は暴れ馬にとってチャンスになるか

2020/03/25

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暴れ馬が因縁のライバル、ジャイアンツへ?

 インディアンスからFAになってはいるが、プイーグには一昨年まで6年間在籍していたドジャースのイメージが強い。そのドジャースと同じナショナル・リーグ西地区に所属し、伝統的なライバル関係でも知られるジャイアンツへの移籍が実現すると、両チームのファンには大きなインパクトを与えるだろう。
 
 前述の乱闘事件だけではなく、ドジャース時代のプイーグはジャイアンツ戦で多くの騒ぎを引き起こしている。特にマディソン・バムガーナー投手(現アリゾナ・ダイヤモンドバックス)との度重なる口論は有名だ。
 
 現在ジャイアンツの球団社長を務めるファルハン・ザイディ氏は2014年から2018年まではドジャースのGM職にあって、プイーグとは旧知の仲だ。そのことがジャイアンツのプイーグ獲得を後押しするか、あるいは逆に契約を踏みとどまる理由になるかは分からない。
 
 ジャイアンツは2014年にワールドシリーズを制覇したものの、直近は3シーズン連続で勝率5割を下回り、プレーオフから遠ざかっている。
 
 もしジャイアンツの外野陣にプイーグが加わるとしたら、それがどのような化学作用をこのチームにもたらすだろうか。ドジャース戦では両チームのファンはどのような反応を示すだろうか。今後の展開に注目したい。
 
 
角谷剛

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