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MLBと選手会が2020ドラフト会議の変更案に合意 上位限定指名、契約金遅れ…“弱者”アマ選手の窮地に批判噴出

2020/03/28

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億万長者のオーナーたちが弱い立場のアマチュア選手たちを攻撃?

 大物代理人として知られるスコット・ボラス氏はこのドラフト変更案を批判し、大手全国紙『USAトゥデイ』に以下のように語っている。
 
「我々の国家全体が危機にある中、その攻撃の矛先がいつも弱い立場の人間に向けられることに驚いている。オーナーたちが野球を愛する若者たちに対して行おうとしているこの仕打ちは恥ずべきものだ」
 
「多くの高校生選手は大学進学を選ぶだろう。そのことは悪いことではない。問題はトップ5巡目に入らない選手たちが本来なら手にするはずだった契約金が消えてしまうことだ。運良く指名されたとしても、それを受け取るのは2年後になってしまう」
 
「彼らはオーナーたちに何らかの救済措置を与えようとするのは理解できる。だが、ここまでやるのは行き過ぎだ」
 
 ボラス氏のクライアントの中には、今年度ドラフトの全体1位指名が予想されるアリゾナ州立大学のスペンサー・トルケルソン一塁手も含まれる。

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