夢物語か名案か。MLBのアリゾナ全試合開催プランがユニークな理由 新型コロナウイルス対策のアイデア続々
2020/04/08
Getty Images
様々な新型コロナウィルス対策
この前代未聞の状況でシーズンを開催するためには、1都市に全球団が終結すること以外にも、新型コロナウィルス感染拡大を防ぐ最大限の対策は不可欠だ。MLBと選手会は様々なアイデアを出し合っているとスポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン記者が電子版記事の中でそれらを紹介している。
・選手及び関係者にはホテルと球場の往復以外の外出を禁止する。
・メジャー登録枠を増やして、選手たちが交代で休息をとれるようにする。
・球審は打者と捕手から6フィート(約180センチ)以上離れ、ストライク・ボールはロボット判定を利用する。
・マウンドに投手以外のコーチや捕手らが集まることを禁止する。
・1試合7イニングのダブルヘッダーでシーズンが遅れた分の試合数を消化する。
・選手に中継カメラをとりつけ、テレビ視聴者に新たな視点を提供する。
・選手たちはダグアウトではなく、無人の観客スタンドに距離を十分にとって座る。
言うまでもないことだが、これらすべての案は新型コロナウィルス感染のスピードが弱まり、連邦および州政府と保健機関の承認を得ることができでからの話である。だが、それから計画を立てるのでは遅すぎる。
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