新型コロナの影響が甚大… 田澤純一は解雇、NPB経由せずの吉川峻平は?【日本人マイナーリーガー紹介#1】
2020/05/12
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田澤純一(シンシナティ・レッズAAA→3/10リリース)
最初に紹介するのは田澤純一投手だ。社会人・新日本石油ENEOSから日本プロ野球を経由せず、ボストン・レッドソックス入りした経歴はあまりに有名で、いわゆる「田澤ルール」のきっかけとなった。レッドソックスでは上原浩治氏らと強力なブルペン陣を形成し、世界一を経験した。中継ぎ投手として輝かしい活躍を見せ、2017年からはマイアミ・マーリンズ、翌年はロサンゼルス・エンゼルスにも所属。
田澤は2019年初頭にシカゴ・カブスとマイナー契約を結んだが、同年7月に契約解除。翌月シンシナティ・レッズにマイナー契約で加入するが、2020年3月10日(日本時間11日)には再び契約解除となった。現在はフリーエージェントとして次の所属先を探している日々。新型ウイルス感染症の影響を大きく受けてしまっている選手の1人と言えそうだ。