新型コロナの影響が甚大… 田澤純一は解雇、NPB経由せずの吉川峻平は?【日本人マイナーリーガー紹介#1】
2020/05/12
Getty Images
吉川峻平(アリゾナ・ダイヤモンドバックスA+)
続いては吉川峻平投手だ。2018年、社会人・パナソニックからこちらも日本プロ野球を経由せず、アリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約。この契約が規則に抵触したため、物議をかもしたのも記憶に新しいところだ。
吉川は現在、ダイヤモンドバックス傘下A+級に所属するバイセイリア・ローハイドに在籍。2019年は22試合に登板(21先発)、5勝7敗、103回1/3を投げて防御率3.75、奪三振123の結果を残した。特に奪三振率には目を見張るものがあり、今季は所属リーグを上げていくことが期待されていただけに、試合のない現状は歯がゆいものがあるだろう。
今回紹介した2人の投手はいずれも、いばらの道を選んだ選手たちだ。困難な状況も力に変え、再びダイヤモンドの真ん中で輝いてくれることだろう。