上原浩治から激励のメッセージ・加藤豪将、16歳でマイナー契約結城海斗の現在地【日本人マイナーリーガー紹介#2】
2020/05/13
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加藤豪将(マイアミ・マーリンズAAA)
今回紹介するのは「最も有名な日本人マイナーリーガー」とも言える選手、加藤豪将内野手だ。1994年にカリフォルニア州に生まれ、米国でキャリアを送ってきた。2013年にはドラフト2位(全体66位)でニューヨーク・ヤンキースから指名を受け、注目を集めた。
ヤンキース入団後、少しずつではあるが着実に所属クラスを上げ、2018年はAA、2019年をAAA級で主に過ごした。昨季はAAAで83試合、打率.279、11本塁打、39打点、OPS.825(出塁率.382+長打率.443)と充実の数字。2020年はスプリングトレーニングへの招待選手としての参加が決まっていた。
2月にキャンプ地のフロリダ入りした際のツイッターの投稿には、上原浩治氏から『good luck』の一言にウインクの絵文字をつけたコメントが寄せられた。MLB昇格への期待も高まっていただけに、リーグ戦再開が待ち遠しいところだろう。
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