青木宣親全打席出塁の大活躍、ロイヤルズ、地区シリーズをスイープ!|10月6日MLBクイックニュース
2014/10/06
アリーグ地区シリーズ3戦目
○カンザスシティ・ロイヤルズ8-3●ロサンゼルス・エンゼルス
敵地で連勝して本拠地カンザスシティに帰ってきたロイヤルズ。
先発はロイヤルズがシールズ、エンゼルスはCJウィルソン。
1回表、シリーズ無安打だったエンゼルスのマイク・トラウトが左翼スタンドへ先制ソロ本塁打。
その裏、ロイヤルズはすかさず反撃。1死から青木が左前打、ケインも右前打、ホスマーは三振に倒れるが、バトラーが歩き満塁。
ここでアレックス・ゴードンが中越え走者一掃の二塁打。
エンゼルスの先発、CJウィルソンをわずか23球でノックアウトした。
ロイヤルズは3回裏、四球の青木を一塁に置いて、ホスマーが2ランホームラン。5-1とリードをさらに広げる。
4回表にプホルズの一発が出て5-2になるが、その裏にはムスタカスのソロ本塁打、ケインの犠飛で2点を追加。7-2と突き放した。
両チームは以後1点ずつ取り合ったが、8-3で最終回を迎える。
スイープ(掃除)に引っ掛けた箒を振り上げるファンの大歓声の中、クローザーのホランドが3人で片づけて地区シリーズを3連勝でモノにした。
青木宣親は2番右翼で先発。一打席目はフルカウントからCJウィルソンの146km/hのカッターを左前に弾き返す。
前述のとおりゴードンのタイムリー二塁打でチーム最初のホームベースを踏んだ。
二打席目は3番手サンチアゴからストレートの四球を選び、ホスマーの本塁打で生還。三打席目は、足で稼いだ二塁内野安打。
四打席目は、1死一二塁で、中前へゴロで抜けるタイムリーヒット。一塁へ到達したところで代走のダイソンと交替してベンチに下がった。
3打数3安打1打点2得点1四球、シリーズの打率は.333に。
ここ2試合9打数1安打とバットが湿っていたが、本拠地で息を吹き返した。
ロイヤルズは日本時間の10月11日から、本拠地でリーグ優勝決定シリーズに臨む。
相手は強打のボルチモア・オリオールズ。7回戦制、打棒が復活した青木の活躍が注目される。