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MLB最高の選手は誰だ! 野手総合能力値ランキング11位~15位。鉄壁の内野手たち、「40-40」期待の若手も(2019シーズン版)

マイク・トラウトやジャスティン・バーランダーを筆頭に、MLBには数々のスター選手が存在する。そして、それらの選手をあらゆる視点から分析することも野球観戦の醍醐味だろう。今回ベースボールチャンネル編集部では、メジャー屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(年俸は『BASEBALL REFERENCE』、ゾーン別打率は『MLB.com』を参考)。※成績は2019シーズンのみ、サイン盗み等を考慮しないものとする

2020/07/04

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【総合11位】ロナルド・アクーニャJr.


 
 ブレーブスの地区2連覇に貢献し、そしてアルビーズとともにチームの未来を支えるアクーニャJr.が総合11位。昨季新人王の2年続けての活躍は、そのプレッシャーの「プ」の字も浮かばないほどのものだった。
 
 史上最年少で「40本塁打&30盗塁」を達成した男を支えたのは、89点を獲得した「出塁能力」。選球眼の向上が活躍に繋がった。メジャーで2番目に多い188三振で三振率は26.3%。それでも選んだ四球の数は昨季から31個も増えた。ボール球には手を出さず、狙ったストライクに対するスイングが空を切っていたことが分かる。
 
 そして、その出塁能力をジャンル別で自身最も高い97点だった「走力」で37盗塁に生かした。わずかに40盗塁に届かず史上4人しか達成していない「40-40」はならなかったものの、近年中の達成への期待は高い。
 
 
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