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MLB最高の選手は誰だ! 野手総合能力値ランキング6位~10位。現役最強野手が意外な順位で登場(2019シーズン版)

マイク・トラウトやジャスティン・バーランダーを筆頭に、MLBには数々のスター選手が存在する。そして、それらの選手をあらゆる視点から分析することも野球観戦の醍醐味だろう。今回ベースボールチャンネル編集部では、メジャー屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(年俸は『BASEBALL REFERENCE』、ゾーン別打率は『MLB.com』を参考)。※成績は2019シーズンのみ、サイン盗み等を考慮しないものとする

2020/07/05

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【総合6位】D.J.ラメイヒュー


 
 ロッキーズからリーグを越えて、しかも名門ヤンキースへの移籍1年目から期待通りの活躍を見せたラメイヒューが総合6位。打率は最終的に.327でア・リーグ2位となったが、一時は打率トップを長くキープし、MVPの有力候補の声が大きかった。
 
 打率の高さと三振率の低さから「コンタクト力」は97点。また、昨季までは高地により気圧が低い影響で本塁打が出やすいクアーズ・フィールドを本拠地にしていたこともあり、ヤンキースでは本塁打減が予想されたが、それを覆してキャリアハイの26本塁打を放った。これは昨季までの最多だった15本を9本も上回る数字だ。
 
 そして特筆すべきは98点を獲得した「勝負強さ」で、得点圏打率.389は規定打席到達選手の中では最も高い。26本塁打のうち6本がこの得点圏でのもので、チームとしての心強さは絶大なものだった。
 
 しかもキャリアで初めて100打点を越えたことで、ヤンキースとしては結果的に昨季最大の補強になった。この活躍が今季も持続できるかということが注目される。
 
 
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