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福留孝介がメジャー挑戦。松井稼頭央は光る活躍――日本人野手のメジャー挑戦を振り返る【2008年編】

2020/07/10

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福留孝介がメジャーデビュー

 2008年は、福留孝介がメジャーデビュー。シカゴ・カブスでは初の日本人選手となり、福留を先駆けに多くの日本人選手が所属することとなる。
 
 福留は、中日ドラゴンズからFA移籍でカブスに入団。NPBでは首位打者2回、最高出塁率3回など多くのタイトルを獲得し、2006年にはシーズンMVPに輝く活躍で、チームをリーグ優勝へと導いた
 
 MLBでは、「5番・右翼」として開幕スタメンを勝ち取り、初打席初安打、起死回生の同点3点本塁打を放つなど鮮烈なデビューを飾った。
 
 序盤は目覚ましい活躍を続け、ファン投票でオールスターにも選出された福留。しかし、段々と調子を落とし、9月以降は守備固めなど途中出場が続き、そのまま1年目のシーズンを終えた。
 
 最終的に150試合に出場。打率.257、10本塁打、58打点、OPS.738となった。幸先の良いスタートを切ったが、後半戦にかけて大きく失速。課題の残るシーズンとなった。

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