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福留孝介がメジャー挑戦。松井稼頭央は光る活躍――日本人野手のメジャー挑戦を振り返る【2008年編】

2020/07/10

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安定した成績を残したイチロー

 最後に、メジャー8年目となったイチローだ。
 
 オープン戦では絶不調に終わり、開幕後も打撃不振が続いた。6月にはメジャー通算300盗塁や、日米通算500盗塁を相次いで達成したが、終了時点での打率は3割を切った。
 
 後半戦では打率を3割台に乗せたイチロー。特に9月には8年連続200安打に到達するなど、安打を量産した。
 
 最終的に162試合に出場。打率.310、43盗塁、OPS.747をマークした。低調なスタートを切った同年だが、両リーグトップタイの213安打を放つなど、安定した好成績を残した。
 
 
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