”暴れ馬” プイーグ、ついに今季の所属先が決定? オリオールズがオファーと報道
2020/07/12
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強肩強打の外野手についに朗報だ。ボルティモア・オリオールズが、ヤシエル・プイーグ外野手にオファーしたと報道があった。昨季は2球団で活躍したプイーグだが、今季は未だ所属先が決まっていなかった。『MLB.com』が11日(日本時間12日)、伝えた。
プイーグは29歳で、2012年にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約。抜群の強肩とパワフルな打撃を売りに、強豪ドジャースの中心選手として活躍した。一方で、運転中に複数回逮捕されたり、乱闘騒ぎを起こしたりと問題行動も多く、”暴れ馬”の異名をとる。
昨季はシンシナティ・レッズとクリーブランド・インディアンスでプレーし、149試合出場、打率.267、24本塁打、84打点、19盗塁、OPS.785(出塁率.327+長打率.458)の成績を残していた。年齢もまだ30歳手前、実績も十分ながら、今季はここまで獲得する球団が現れず。サンフランシスコ・ジャイアンツの獲得も噂されていたが、契約には至っていなかった。
しかし、ここに来て急浮上したのがオリオールズだ。かつては上原浩治氏も在籍したオリオールズは3年連続最下位と低迷中。高名を見出すべく、プイーグの獲得に踏み切るようだ。『MLB.com』によると、球団の公式声明は発表されていないが、複数の関係者が認めているという。
高い能力と、癖の強い性格で度々話題をさらうプイーグはようやく、今季着るユニフォームが決まりそうだ。短いシーズンになる今年は、どんな活躍を見せてくれるだろうか。