MLB最高の選手は誰だ! 救援投手総合能力値ランキング16位~20位。ブルペンの柱となる選手たち(2019シーズン版)
マイク・トラウトやジャスティン・バーランダーを筆頭に、MLBには数々のスター選手が存在する。そして、それらの選手をあらゆる視点から分析することも野球観戦の醍醐味だろう。今回ベースボールチャンネル編集部では、メジャー屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(年俸は『BASEBALL REFERENCE』、変化球割合は『MLB.com』を参考)。※成績は2019シーズンのみ、サイン盗み等を考慮しないものとする
2020/07/14
Getty Images
【総合17位】アンドリュー・チェイフィン
ダイヤモンドバックスでチーム最多、そして自身2年連続で77試合に登板し、ブルペンの柱として活躍したチェイフィンが総合17位となった。防御率は悪化してしまったものの、2018年より6つ多い23ホールドをマークしている。
平野佳寿(現マリナーズ)を故障で欠く中、チェイフィンの存在感は2018年より大きかった。P/IPが16.0と多く「投球効率」は79点となったが、その他の項目では80点以上とバランスが良く、大崩れした能力はない。
元々チェンジアップも持っていたが、昨季は封印。フォーシーム、シンカー、スライダーのみという3球種で打者に対した。しかしながら得点圏での被打率は.189と抑え込み、「メンタル」では91点と唯一の90点台を記録した。
課題となるのは長打率の高さ。77試合登板ながら投球回は52回2/3と少ない。その中で被安打は6本塁打を含む52本で被長打率が.366まで高くなった。今季は登板数を維持しつつも被安打の数を少なくすることが求められる。