MLB最高の選手は誰だ! 救援投手能力値ランキング速球部門1位~5位。速球王は誰の手に(2019シーズン版)
マイク・トラウトやジャスティン・バーランダーを筆頭に、MLBには数々のスター選手が存在する。そして、それらの選手をあらゆる視点から分析することも野球観戦の醍醐味だろう。今回ベースボールチャンネル編集部では、メジャー屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(年俸は『BASEBALL REFERENCE』、変化球割合は『MLB.com』を参考)。※成績は2019シーズンのみ、サイン盗み等を考慮しないものとする
2020/07/20
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【速球5位】エドウィン・ディアズ
ディアズはシアトル・マリナーズ時代の2018年に77試合に登板してアメリカン・リーグ最多の57セーブを挙げる活躍を見せたが、昨季は66試合で26セーブにとどまるとともに防御率は5.59とキャリアワーストの数字を残してしまった。それでも、フォーシームの平均球速は97.4マイル(約157キロ)、平均球速は2371回転と剛速球ぶりは相変わらず。いずれも2018年の数字を上回っていた。
奪三振王となった2018年と異なる点として挙げられるのは、全投球におけるフォーシームの割合。2018年が62.1%だったのに対し、昨季は65.8%と3%以上高かった(他はスライダーが33.9%、シンカーが0.3%)。これだけフォーシームが多ければ、奪三振の決め球になることも多く、99個のうち71個がフォーシームで奪ったもの。しかし、被長打率も.436と高くなっている。