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ヤンキース後半戦も田中将大で開幕 混戦抜け出すジラルディ監督の采配にも注目

前半戦は怪我での離脱もあり、田中本人も不安定な成績と語ったが、再び節目となる後半戦の開幕投手を任された。ヤンキース先発陣は、田中の故障への疑問が付きまとい、さらにサバシアの前半戦の不調など問題を抱えている。果たして後半戦、ジラルディ監督がどんな采配を見せるのか。

2015/07/15

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後半戦の開幕も田中先発が決定

 ヤンキースの後半戦はシアトル・マリナーズを相手に迎える。そして開幕投手は田中将大であるとジラルディ監督が発表した。田中は前半戦を終えて、5勝3敗、防御率3.63。本人もこの成績を”shaky”(不安定)と語り、4月下旬に右の手首と前腕を痛めて、故障者リスト(DL)入りもしているが、チームは田中が健康な状態であると信じている。だが常に付きまとう疑問があることはジラルディ監督も理解している。

“I’m sure with Tanaka, if he has a rough start, I’m going to be asked about his health. I don’t think I’ll ever get away from that.”
「田中に関しては、悪い登板があれば、健康状態について聞かれるのはわかっている。それから逃れられることはないだろう」(ジラルディ監督)

 田中は中7日で後半戦開幕のシアトル・マリナーズ戦を迎える。それに続くのが中7日のマイケル・ピネダ、そして中10日のCCサバシアだ。

 後半戦3番手として幕を開けるサバシアに関しては、その起用法について地元紙『NEW YORK DAILY NEWS』が報じている。マリナーズはロビンソン・カノーやカイル・シーガーと左打者が多く、その打線にチームはサバシアをぶつける狙いがあるという。またサバシアは、前半戦の防御率が5.47と苦しんでいるが、左打者の被打率はたった.191なのである。

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