秋山翔吾、9回の好機に代打で四球を選ぶ レッズは最大7点差から詰め寄るも敗戦
2020/07/28
Getty Images
シンシナティ・レッズの秋山翔吾外野手が27日(日本時間28日)、本拠地でのシカゴ・カブス戦に代打で出場。終盤の追い上げに勢いをつける四球を選んだ。試合は7-8で敗れている。
レッズは7回までに8点を奪われ、大量リードを許す展開。5点ビハインドの8回に2点を返し、3点差に迫って最終回を迎える。
9回、カブスの守護神キンブレルに対するレッズ打線。2つの四球で1死一、二塁のチャンスを作ると、ここでレッズのベル監督は代打で秋山を打席に送り込んだ。
カブスの先発が左腕レスターだったこともあり、スタメンこそ外れた秋山だが、メジャー初安打をマークした24日(同25日)の試合後には、ベル監督から「ベンチスタートとなった場合も、ショウゴはベンチに欠かせない『秘密兵器』になる」とコメントされるなど、信頼を勝ち取っている。この日も一発が出れば逆転となるチャンスで起用された。
期待に応えたい秋山は、96マイル台のフォーシームを4球続けて見送り3-1と優位にカウントを進める。しかしここでキンブレルの伝家の宝刀ナックルカーブが決まり、フルカウント。それでも最後は内角低めの速球を見極め、四球をもぎ取った。
秋山の四球で1死満塁とチャンスを広げたレッズは、その後2点を加え、1点差に詰め寄った。しかし後続が倒れ、最大7点差からの猛反撃も実らず、惜敗した。
この日の秋山は1四球で、今季成績は打率.286、OPS.730となっている。