イチロー、青木宣親の2人となった日本人野手。両選手の活躍は――日本人野手のメジャー挑戦を振り返る【2017年編】
2020/07/30
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イチローの2017年シーズン
2017年は、川﨑宗則がシーズン目前で契約解除。日本人野手の新たなメジャー挑戦もなかったため、イチロー、青木宣親の2人のみとなった。
まずは、メジャー17年目を迎えたイチローの成績から振り返っていきたい。
同年は開幕から打撃の調子が上がらず、打席数も減少。2割代前半でシーズンを折り返した。
8月には復調の兆しを見せ、前半戦に比べるとスタメン出場も増加したが、前年と比べ、成績を落とすこととなった。
最終的に打率.255、OPS.649となった。また、出場試合は136試合を数えたが、途中出場の割合が多くを占めたことで、打席数は大きく減少することとなった。
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