イチロー、青木宣親の2人となった日本人野手。両選手の活躍は――日本人野手のメジャー挑戦を振り返る【2017年編】
2020/07/30
Getty Images
青木宣親の2017年シーズン
そして、メジャー6年目を迎えた青木だ。
前年のシーズン終了直後にウエーバー公示を経て、アストロズへ移籍した青木。
4月の月間打率は3割を超えるなど、順調なスタートを切ると、6月11日には日米通算2000安打を達成した。
以降もまずまずの成績を残していたが、7月下旬にトレード移籍でトロント・ブルージェイズに加入。結果は残していたものの、僅か1ヶ月弱で自由契約となった。
直後にシーズン3球団目となるニューヨーク・メッツと契約。レギュラーとして出場を続け、目まぐるしい1年を終えた。
最終的にシーズン合計109試合に出場。打率.277、10盗塁、OPS.728となった。メジャーでは7球団に在籍し、両リーグ全地区のチームを経験。毎年のように安定した成績を残し、同年で6年間の挑戦を終えた。MLB通算成績は、758試合の出場で、打率.285、33本塁打、219打点、OPS.738(出塁率.350+長打率.387)となっている。
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