秋山翔吾がメジャー移籍後初のマルチ安打でレッズの連敗ストップに貢献 トリプルプレーの珍事も
2020/07/30
Getty Images
シンシナティ・レッズの秋山翔吾外野手が29日(日本時間30日)、本拠地でのシカゴ・カブス戦に「1番・左翼」でスタメン出場。メジャー移籍後初のマルチ安打を放つ活躍を見せた。チームは12-7で勝利。今季2勝目を挙げている。
第1打席はカブスの先発右腕・ヘンドリクスの前に空振り三振に倒れた秋山。しかし3回、2死一塁から、右安打を放ち、チャンスを拡大させる。さらに5回の第3打席には、1死一塁の場面で、ヘンドリクスの78マイル(約125キロ)のチェンジアップを右翼に運び、メジャー移籍後自身初の長打となる二塁打を放ち、一挙7点を奪う猛攻を演出した。
また、7回の第4打席には珍事が起きた。
無死満塁の絶好機で打席を迎えた秋山。右腕・アンダーウッドの94マイル(約151キロ)の速球を弾き返した打球は三塁線を襲った。走者一掃の適時打となるかと思われたが、カブスの三塁手ブライアントが好捕。飛び出した三塁走者、一塁走者を相次いでアウトにし、三重殺とされた。
この日の秋山は、5打数2安打の成績で、打率.267。2試合ぶりの安打で、リードオフマンとしての役割を果たした。
チームは、4回に2点を先制すると、5回にカステヤノスの満塁本塁打などで一挙7得点。投げては先発グレイが6回2/3を2失点の好投し快勝、連敗を4でストップさせた。
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