大谷翔平、今季1号本塁打を記録で調子上向きか エンゼルスは乱打戦の末敗戦
2020/07/30
Getty Images
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が29日(日本時間30日)、本拠地でのシアトル・マリナーズ戦に「4番・指名打者(DH)」でスタメン出場。第2打席で今季初本塁打を放つ活躍をした。
大谷の打撃技術が凝縮された一発だった。
1点ビハインドの4回無死一、二塁の好機で迎えた第2打席。2ストライクと追い込まれた後の3球目、81マイル(約130キロ)のカーブを上手くすくい上げ、右翼スタンドに運ぶ逆転の3ラン本塁打を放った。
第1打席は1回2死一塁の場面で、マリナーズの先発右腕ダンと対戦。快音を残すも、右直となった。
再逆転を許した6回無死の第3打席は、左腕・マージビシャスと対戦。2球目をファウルとした際に、打球を追った際にマージビシャスが負傷。2ストライクのタイミングで右腕・ショウに交代となった。難しいカウントでの投手交代も影響し、空振り三振に倒れた。
7回の第4打席は一ゴロ、3点ビハインドで迎えた9回2死二塁の第5打席は中飛に終わり最後の打者となっている。
この日の大谷は、5打数1安打3打点1本塁打、打率.158となった。打率は低迷しているが、待望の本塁打も記録するなど、調子は上向いている。
乱打戦の様相を呈した試合は、リードを奪い合う展開となった。エンゼルスは、大谷の3ラン本塁打などで一時は逆転するも、大量失点を喫し、7-10で試合を落とした。