大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » ニュース » 大谷翔平、最速156キロも2回途中2失点で降板 マドン監督「正しい判定を得られたなら…」 試合後右肘違和感でMRI検査も

大谷翔平、最速156キロも2回途中2失点で降板 マドン監督「正しい判定を得られたなら…」 試合後右肘違和感でMRI検査も

2020/08/03

text By

photo

Getty Images



 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が2日(日本時間3日)、本拠地でのヒューストン・アストロズ戦に先発登板。無安打に抑えたが5四球を与え、2回途中2失点でマウンドを降りた。
 

 
 初回は1番・スプリンガーを空振り三振、2番・アルトゥーベを捕邪飛、3番・ブレグマンを右直に打ち取り、三者凡退。強力アストロズ打線に対し、上々の立ち上がりを見せた。
 
 しかし2回、先頭のブラントリー、グリエル、レディックに3者連続四球で無死満塁のピンチを招いた大谷。後続を2者連続三振に抑え、2死を奪ったが、9番・ガーノウには際どい判定も押し出し四球。続くスプリンガーにも押し出し四球を与え、ここで降板となった。
 
 この日の大谷は、1回2/3を2失点で勝敗は付かず。3つの三振を奪い、レディックに対峙した際には、6球目に今季最速となる97.1マイル(約156キロ)をマーク。しかし与四球5と制球に苦しみ、防御率は37.80となった。
 
 右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)から693日ぶりの復帰登板となった7月26日(同27日)のオークランド・アスレチックス戦では、3安打3四球5失点で1死も取れずに降板していた。
 
 エンゼルスは大谷降板後の3回にプホルスの満塁本塁打で逆転。しかし、7回、9回に1点ずつを奪われ同点に追いつかれると、延長11回、ブレグマンに決勝打を許し、5-6で連日の延長戦で連勝とはならなかった。
 
 米公式サイト『MLB.com』によると、指揮官のジョー・マドン監督は試合後、大谷について、「審判の正しい判定を得られたなら、30球ほどで2回を切り抜けられたのではないか。」とコメント。9番・ガーノウに押し出し四球とした審判の判定に、苦言を呈した。
 
 また、同サイトは、大谷は試合後の会見に姿を見せず。登板後に右肘の違和感を訴え、MRI検査を受けたことも報道。その状態が心配される。

1 2


error: Content is protected !!