ダルビッシュ有、7回1失点の好投で今季2勝目! カブスは6連勝で首位を独走
2020/08/06
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シカゴ・カブスのダルビッシュ有投手が5日(日本時間6日)、敵地でのカンザスシティ・ロイヤルズ戦に先発登板。7回1失点の好投で、今季2勝目をマークした。
前回登板に続き、安定した投球でチームを勝利に導いた。
1回を三者凡退に抑え、上々の立ち上がりを見せると、2回には1死一、二塁とスコアリングポジションに走者を背負ったが、7番・モンデシーを二併殺打に抑え、無失点で切り抜けた。
続く3回、先頭の8番・フランコに二塁打、9番・ロペスに安打を許し、無死二、三塁のピンチを背負うと、1番・メリフィールドの打球はダルビッシュのグラブをかすめた。二塁・ボートの好プレーで二併殺打を奪ったが、この間に1点を失い、ロイヤルズに先制を許した。しかし、2番・ソレアを見逃し三振に仕留め、追加点は許さなかった。
カブスは、直後に2点を奪い逆転。ダルビッシュは4回、5回を抑え、迎えた6回、先頭のメリフィールドの安打、自らのワイルドピッチで無死二塁のピンチを背負った。しかし、後続三者を完璧に仕留めて無失点。7回は三者凡退に抑え、リリーフ陣に後を託した。
この日は、7回1失点、5安打、1四球、4奪三振の成績。防御率は2.12と抜群の安定感を見せている。
カブスは先制を許した直後の4回に、3番・バイエズの適時打などで2点を奪い逆転。以降は両チーム無得点が続き、緊迫した試合展開となったが、8回にバイエズ、4番・コントレラスの連続適時打で貴重な追加点を奪った。9回にも2点を追加すると、リリーフ陣が無失点に抑え、6-1で勝利。連勝を6に伸ばし、ナショナル・リーグ中地区の首位を独走している。