田中将大、復帰3戦目は4回2失点の粘投 ヤンキースは逆転勝ちで2連勝
2020/08/13
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ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手は12日(日本時間13日)、本拠地でのアトランタ・ブレーブス戦に先発登板。4回2失点と試合を作り、チームの逆転勝ちに繋げた。
復帰後3戦目の登板となった田中は初回、先頭のダンズビー・スワンソン内野手にいきなり安打を打たれると、2番トラビス・ダーノー捕手の打球は中堅後方へ。本塁打かと思われたが、これをヤンキースの中堅手アーロン・ヒックス外野手がもぎ取った。好守備に助けられる形で、この回を無失点で切り抜けた。
しかし2回、1死からニック・マーケイキス外野手に安打を許すと、続くヨハン・カマーゴ内野手に2ラン本塁打を打たれ、2失点。後続は抑えたが、ブレーブスに先制を許した。
同点に追いついてもらった3回、簡単に2死を奪うも、連続四球と安打で満塁のピンチを背負ったが、ここは6番マーケイキスを一ゴロに仕留め、無失点で切り抜けた。4回には1死からオースティン・ライリー内野手に安打を許したが、無失点。故障明けということもあり、この回でマウンドを降りた。
この日の田中は、4回(66球)を投げ2失点、被安打5、与四球2、奪三振5で勝敗付かず。防御率2.31となった。
ヤンキースは2回に2点を先制されたが、直後にゲーリー・サンチェス捕手、クリント・フレイジャー外野手の連続本塁打で同点。4回にはヒックスの適時打などで2点を奪い逆転に成功すると、5回にもD.J.ルメイヒュー内野手の適時打などで追加点を挙げ、リードを4点に広げた。以降は得点を挙げることはできなかったが、リリーフ陣が好投を見せ、6-3で勝利。逆転勝ちで2連勝となった。