山口俊、8日ぶりの登板で2回1/3をパーフェクト投球! ブルージェイズは乱打戦の末敗戦
2020/08/13
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トロント・ブルージェイズの山口俊投手は12日(日本時間13日)、本拠地でのマイアミ・マーリンズ戦にリリーフ登板。2回1/3を無安打無失点に抑え、打線の反撃を呼び込んだ。
ブルージェイズは先発のネイト・ピアソン投手が炎上。後を受けた2番手ジェイコブ・ワグズパック投手もマーリンズ打線につかまり、5回途中で11失点を喫した。
山口は、4-11と7点ビハインドの5回2死三塁のピンチで3番手としてマウンドへ。3番コーリー・ディッカーソン外野手を左飛に打ち取り、この回を切り抜けた。
6-11となった6回からは圧巻の投球を見せた。先頭の4番マット・ジョイス外野手、5番ブライアン・アンダーソン内野手を連続三振に仕留め2死。6番フランシスコ・セルベリ捕手を一ゴロに仕留め、三者凡退に抑えた。
8-11と3点差に迫った7回も続投し、6回と同じく2者連続三振で2死を奪うと、9番マグネウリス・シエラ外野手はセーフティーバントを試みるも一ゴロ。2回1/3をパーフェクト投球で、流れを食い止めた。
この日の山口は、2回1/3を投げ無失点、被安打0、与四球0、奪三振4の成績。防御率9.00となった。
ブルージェイズは3回までに8点を失う一方的な展開とされたが、3回裏にテオスカー・ヘルナンデス外野手の本塁打で2点を返すと、4回にはロウディ・テレス内野手の本塁打でさらに2点を返した。5回に3失点を喫し、再びリードを広げられるも、5回にトラビス・ショウ内野手、6回にダニー・ジャンセン捕手の本塁打で2点ずつを返し、3点差に迫った。なおも反撃を続けるブルージェイズは、7回にウラディミール・ゲレーロJr.内野手の本塁打で2点差、8回にボー・ビシェット内野手、ショウの2者連続本塁打が飛び出し、本塁打攻勢でついに同点に追いついた。
そのまま試合は延長に突入。10回に3点を失うと、10回裏は無得点に終わり、11-14で乱打戦を落とした。最大8点差を追いつく粘りを見せたが、後一歩及ばなかった。