秋山翔吾、無安打も左翼守備で美技! レッズは序盤の大量失点響き2連敗
2020/08/14
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シンシナティ・レッズの秋山翔吾外野手が13日(日本時間14日)、本拠地でのピッツバーグ・パイレーツ戦に「1番・左翼」で先発出場。打撃では無安打に終わるも、守備機会で美技を見せた。
慣れない左翼守備でも名手ぶりを発揮した。
3-9と6点ビハインドとなった5回表の守備。2死一、二塁と追加点のピンチを迎えると、1番アダム・フレイジャー内野手の打球は秋山の後方へ。この長打性の打球をフェンスに激突しながら好捕。チームの窮地を救う超ファインプレーでピンチを切り抜けた。
打撃では、初回の第1打席にパイレーツの先発右腕トレバー・ウィリアムズ投手の前に二ゴロに倒れ、2日連続の先頭打者出塁とはならず。1-9と大量リードを許した3回1死の第2打席は遊ゴロに終わった。
5回無死で迎えた第3打席は左飛に打ち取られると、9-4となった7回の打席で代打を送られ、ベンチに退いた。
この日の秋山は3打数0安打の成績。打率.229となった。
レッズは、序盤から先発右腕のアンソニー・デスクラファニ投手がパイレーツ打線につかまり、2回までに9失点と大量リードを許した。反撃に転じたい打線は、2回裏に6番ニック・センゼル外野手の適時打で1点を返すと、4回にはセンゼルの2ラン本塁打が飛び出し、9-3。以降は両チーム無得点が続いたが、7回に8番フレディ・ギャルビス内野手の本塁打、8回にセンゼルのこの日4打点目となる適時打が飛び出し、その差を4点に縮めた。9回にも先頭の9番タッカー・バーンハート捕手の本塁打で1点を返すも、後続が続かず。粘りを見せたが序盤の大量失点が響き、6-9で敗戦。2連敗となった。