ヤンキース・田中将大、5回途中6失点で今季初黒星 筒香嘉智との対決は2の0に抑え込む
2020/08/19
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ニューヨーク・ヤンキースとタンパベイ・レイズが18日(日本時間19日)に対戦。ヤンキースの田中将大投手と、レイズの筒香嘉智外野手が激突した。筒香との直接対決は2打数無安打に封じた田中だったが、5回途中6失点で1敗目を喫し、「7番・三塁」で先発出場した筒香も4打数無安打に終わった。試合はレイズが6-3で勝利した。
初回、2回を無失点に抑え、上々の立ち上がりをみせた田中。両チーム無得点のまま3回、迎えた筒香との対戦は、89.8マイル(約144キロ)のスプリットで遊ゴロに仕留めた。しかし、8番ケビン・キアマイアー外野手に三塁打を許すと、続くマイケル・ペレス捕手に中堅への適時打を打たれ、先制点を献上。さらに、オースティン・メドウズ外野手にも二塁打で繋がれると、2番ブランドン・ロウ内野手には中堅への3ラン本塁打を許し、4連打で4点を失った。
続く4回、1死一塁で筒香とこの日2度目の対戦。87.3マイル(約140キロ)のスプリットで右飛に打ち取った。しかし8番キアマイアーに右翼への適時二塁打を許し、この回も追加点を許した。田中は5回も続投。先頭の1番メドウズに中堅への本塁打を浴び、ここで無念の降板となった。
この日の田中は、4回0/3(71球)を投げ、被安打8、被本塁打2、与四球0、奪三振2、失点6(自責点5)の成績で1敗目。防御率は4.60となった。
田中との対決は2打数無安打と抑え込まれた筒香は、6回の3打席は遊ゴロ、9回の第4打席は左飛に倒れた。筒香は4打数無安打の成績で、打率は.194に低下した。
試合は、3回にレイズが4点を先制、4回にも1点を追加した。ヤンキース打線は4回裏に5番ゲーリー・サンチェス捕手のソロ本塁打で1点を返すと、6-1となった5回には1番ルーク・ボイト内野手が2ラン本塁打を放ち、3点差に詰め寄った。
以降は両チームのリリーフ陣が踏ん張り、無得点の展開が続いた。リードを死守したいレイズは、8回にクローザーのニック・アンダーソン投手を投入し、三者凡退とすると、9回はチャズ・ロウ投手が無失点に抑え、6-3で勝利。連勝を3に伸ばした。