ダルビッシュ有、6回1失点の好投で4勝目! 防御率1.80と抜群の安定感誇る
2020/08/19
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シカゴ・カブスのダルビッシュ有投手は18日(日本時間19日)、本拠地でのセントルイス・カージナルス戦に先発登板。6回1失点の好投で4勝目を挙げた。
初回を無失点に抑えたダルビッシュは2回、1死から6番ディラン・カールソン外野手、7番デクスター・ファウラー外野手に連続安打を許し、得点圏に走者を背負うも、8番マット・ウインタース捕手を6-4-3の併殺打に仕留め、難を逃れた。
ダルビッシュは3回も無失点に抑えると、1-0の4回、連続安打と四球で無死満塁と大きなピンチを背負った。しかし、この局面で今季の安定感を象徴するような投球を見せた。まずは6番・カールソンを投ゴロに打ち取り本塁封殺。7番ファウラーを89.1マイル(約143キロ)のカットボールで空振り三振に仕留め2死とすると、8番ウインタースを右飛に打ち取り、このピンチを無失点で切り抜けた。
しかし2点リードに変わった5回、1死から1番コルトン・ウォン内野手に安打を許すと、2死二塁と場面が変わり、4番ポール・ゴールドシュミット内野手に右翼への適時打を浴び、1点を失った。
6回も続投したダルビッシュは、この回を三者凡退に切って取り、リリーフ陣に後を託した。
この日のダルビッシュは、6回(98球)を投げ、被安打8、与四球1、奪三振7、失点1の成績で4勝目。防御率は1.80と抜群の安定感を維持している。
カブスは、3回に1番イアン・ハップ外野手のソロ本塁打で先制。4回には6番ジェイソン・ヘイワード外野手の適時三塁打で追加点を挙げた。5回に1点を返されるも、直後に4番カイル・シュワーバー外野手の2ラン本塁打が飛び出し、7回にも8番ビクター・カラティニ捕手の適時二塁打などで2点を追加。8回表には2失点を喫するもリードを守り切り、6-3で勝利。カード勝ち越しに王手をかけた。