山口俊、1回2/3を1失点 ブルージェイズは延長戦制し辛勝
2020/08/19
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トロント・ブルージェイズの山口俊投手は18日(日本時間19日)、本拠地でのボルティモア・オリオールズ戦にリリーフ登板。1回2/3を投げ1失点も、リードを保ちマウンドを降りた。
ブルージェイズは7-3と4点リードで迎えた5回、先発のネイト・ピアソン投手が無死から2ラン本塁打を浴び、2点差に。ここで山口がマウンドに上がった。
1死後、3番リオ・ルイス内野手の二塁打と左翼・ウラディミール・ゲレーロの送球エラーで三塁に進まれると、4番レナト・ヌニョス内野手に犠飛を許し1点差に。しかし後続は打ち取り、リードを保った。
山口は6回も続投。先頭の7番パット・ボレイカ内野手に安打を許すも、8番セドリック・ムリンス外野手、9番アンドリュー・ベラスケス内野手を連続三振に打ち取り2死に。左打者の1番チャンス・シスコ捕手を迎えたところで、後続に後を託した。
この日の山口は、1回2/3を投げ、被安打3、与四球0、奪三振2、失点1の成績。防御率7.50となった。
ブルージェイズは初回に2点を先制されるも、3回に2番ランドル・グリチャック外野手の2ラン本塁打で同点。直後に再び勝ち越しを許すも、5回表に3番トラビス・ショウ内野手の3ラン本塁打などで一挙5点を奪い逆転に成功した。しかしその裏に3点を返され1点リードに変わると、7回裏に再び同点に追いつかれ、試合は延長戦に。10回表にオリオールズの一塁手クリス・デービスの野選で1点を勝ち越すと、これが決勝点となり、8-7で辛勝。チームは2連勝で、カード勝ち越しを決めた。