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山口俊、4回1失点の好投でメジャー初勝利! 3回からのロングリリーフ、元阪神ドリスらにバトン繋ぐ

2020/08/27

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 トロント・ブルージェイズの山口俊投手が26日(日本時間27日)、今季の暫定本拠地セーレン・フィールドでのボストン・レッドソックス戦に2番手で登板。4回を投げるロングリリーフでの起用に1失点の好投で応え、メジャー初勝利を挙げた。
 

 
 この日はリリーフデーとなったブルージェイズ。先発したジュリアン・メリーウェザー投手が2回を無失点に抑え「オープナー」としての役割を果たすと、2番手の山口にバトンを渡した。
 
 マウンドを引き継いだ山口は3回、安打と四球でいきなり無死一、二塁のピンチを招く。しかし、アレックス・バーデュゴ外野手を併殺打に打ち取ると、続くラファエル・デバース内野手も内野ゴロに打ち取り、この回を無失点で切り抜けた。
 
 4回は、3番、4番の中軸を抑え、2死までこぎつける。しかし、5番ミッチ・モアランド内野手にソロ本塁打を被弾し、1点差に詰め寄られる。
 
 味方打線の援護で3点リードと変わった5回は、下位打線を三者凡退とした山口。続く6回も続投すると、1番からの上位打線に対し、テンポよくアウトを重ねた。2死から四球で出した走者を一塁に置いて、4番ザンダー・ボガーツを迎えたが、最後はチェンジアップで空振り三振に仕留め、追加点を許さなかった。
 
 7回は降板した山口に代わって、元阪神タイガースのラファエル・ドリス投手が1回を無安打無失点に抑える好投。8、9回もブルペン陣がスコアボードに「0」を刻み、レッドソックス打線に付け入る隙を与えなかった。
 
 この日の山口は、4回(59球)を投げ、被安打2、与四球2、失点1の内容。メジャー初勝利を挙げ(1勝2敗)、防御率4.26となっている。



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