前田健太、5回2失点も勝敗付かず「調子は良くなかった」 ツインズは接戦落としカード負け越し
2020/09/18
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ミネソタ・ツインズの前田健太投手は17日(日本時間18日)、敵地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に先発登板。5回2失点と試合を作ったが、勝敗付かず。チームは1点差の接戦を落とした。
初回に安打を打たれるも、併殺で三者凡退とした前田は1点リードの2回、先頭の4番エロイ・ヒメネス外野手を82.6マイル(約132キロ)のスライダーで見逃し三振に打ち取ると、続く5番エドウィン・エンカーナシオン内野手もスライダーで三球三振。6番ヨアン・モンカダ内野手は84.7マイル(約136キロ)のチェンジアップで空振り三振とし、3回先頭の7番ルイス・ロベルト外野手も含め、強力ホワイトソックス打線から4者連続三振を奪った。
安定した投球を続けていた前田は4回、簡単に2死を奪ったが、3番ホセ・アブレイユ内野手にソロ本塁打を献上し、一発で試合を振り出しに戻された。
再び1点リードとなった5回裏、先頭の5番エンカーナシオンにソロ本塁打を許し、同点。以降も攻められ、2死一、三塁のピンチを背負ったが、ここは無失点で切り抜け、マウンドを後にした。
この日の前田は、5回(86球)を投げ、被安打5、被本塁打2、与四死球0、奪三振8、失点2の成績。防御率2.52となっている。
地元紙『StarTribune』によると、前田は試合後「調子は良くなかったが、序盤からリズムに乗ることができた」とコメントした。
試合は、2回に7番バイロン・バクストン外野手のソロ本塁打でツインズが先制。しかし4回に同点とされると、5回には7番バクストンの2打席連続本塁打で勝ち越すも、直後に同点に追いつかれるなど一進一退の展開が続いた。ツインズは、6回に2番ジョシュ・ドナルドソン内野手のソロ本塁打で三度リードを奪ったが、7回に4番手タイラー・クリッパード投手が2失点を喫し逆転されると、以降は得点を奪えず、3-4で惜敗。ホワイトソックスとの首位攻防4連戦は1勝3敗で負け越しとなり、ゲーム差は3に開いた。