青木宣親の復帰でドジャース追撃態勢に 地元紙は「いるといないとでは大違い」と期待
右足のひ骨骨折で約1カ月戦列を離れていたジャイアンツの青木宣親が、間もなく復帰する。不動のリードオフの彼を、地元紙記者は「いるといないとでは大違い」とその存在を評している。
2015/07/23
Getty Images
1カ月ぶりのメジャー復帰
ジャイアンツの青木宣親は、本拠地での7月24日のアスレチックス戦から1番レフトでスタメンに戻ってくるようだ。前半戦大活躍し、故障がなければオールスターにも選出された可能性が高い青木の復帰を、チームは心待ちにしているはずだと、地元紙『サンノゼ・マーキュリー・ニューズ』のアンドリュー・バガーリー記者は報じている。
7月末のウエーバーを経由しないトレード期限前に青木の復帰の目処がついたことにより、ナリーグ西地区首位のドジャースを3ゲーム差(21日終了時点)で追うジャイアンツは、外野手は補強ポイントから外すことができるからだ。
青木は6月20日のドジャース戦を最後に戦線から離れている。右足に死球を受け、ひ骨を骨折したのだ。先週末のCTスキャンの結果、骨折部分は80%治癒したことが明らかになった。
青木は、20日は遠征先のサンディエゴのペトコ・パークで練習を行った。21日は3Aサクラメントでのリハビリゲームに出場し3打数1安打だった。22日にもう1試合出場し、週末のメジャー復帰に備えることになる。バガーリーは青木を“Difference maker”、すなわち「いるといないとでは大違い」の貴重な存在だと評している。
Aoki has been a difference maker atop the lineup for the Giants, hitting .317/.383/.385 in 67 games. He leads the major leagues with a .395 road average and .468 road on-base percentage.
先頭打者として、67試合で打率.317 / 出塁率.383 /.385を記録した青木は、いるといないとでは大違いの存在だ。ロードでの打率.395と出塁率.468はメジャートップだ。