筒香嘉智、「1番・DH」で先発出場も無安打 レイズは10年ぶりの地区優勝決定!
2020/09/24
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タンパベイ・レイズの筒香嘉智外野手は23日(日本時間24日)、敵地でのニューヨーク・メッツ戦に「1番・指名打者(DH)」で先発出場。4打数無安打に終わったが、レイズは勝利し、悲願の地区優勝を達成した。
初回の第1打席は、メッツの先発マイケル・ワカ投手の前に空振り三振。第2打席は、1-1の3回、無死二、三塁のチャンスで迎えたが、遊飛に倒れた。
2-1となった6回無死の第3打席は中飛。8回無死の第4打席は四球で出塁し、続く2番ブランドン・ロウ内野手の2ラン本塁打でホームに生還した。9回無死から第5打席に立ったが、見逃し三振に終わった。
この日の筒香は、4打数無安打1四球の成績。打率.195、OPS.707となっている。
地区優勝のマジックを「1」として同試合を迎えたレイズは、2回に6番ジョーイ・ウェンドル内野手のソロ本塁打で先制。直後に同点に追いつかれるも、3回には敵失で勝ち越しに成功した。再び同点とされ、2-2で迎えた6回、3番ランディ・アロザレーナ外野手の2ラン本塁打で三度リードを奪うと、8回には2番ロウに2ラン本塁打が飛び出し、その差を広げた。投げては先発タイラー・グラスノーが6回2失点の好投。8-2で迎えた最終9回には3点を返されるも、終盤に効果的に得点を重ねたレイズが、8-5で勝利。2010年以来10年ぶりとなる悲願の地区優勝を決めた。筒香は、日本球界で成し遂げることができなかった優勝をメジャー1年目から経験することとなった。