シェーン・ビーバーが投手三冠、首位打者はDJラメイヒュー…MLB、2020年の打撃・投手タイトル選手は?【ア・リーグ編】
2020/09/29
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打撃タイトル
首位打者:D. J. ラメイヒュー(ニューヨーク・ヤンキース) 打率.364
本塁打王:ルーク・ボイト(ニューヨーク・ヤンキース) 22本塁打
打点王:ホセ・アブレイユ(シカゴ・ホワイトソックス) 60打点
盗塁王:アダルベルト・モンデシー(カンザスシティ・ロイヤルズ) 24盗塁
2016年以来2度目の首位打者を獲得したD. J. ラメイヒュー。昨季は打率. 327で惜しくもリーグ2位となっていた。OPS1.011でもリーグ最高の数字をマークするなど、出塁率(リーグ1位)、長打率(リーグ6位)でもキャリアハイの成績となった。
本塁打王は、同じくヤンキースのルーク・ボイト。2018年にヤンキースに移籍すると39試合で14本塁打を放ち、大砲としての才覚を見せつけた。昨季はメジャーに定着すると、118試合に出場し、21本塁打をマーク。今季は約半分の56試合の出場だったにもかかわらず、昨季を上回る22本塁打を放ち、タイトルを勝ち取った。
ホセ・アブレイユは、60打点で打点王を獲得。安打数(76)、長打率(.617)でもリーグトップに立った。そのほかの数字もリーグ上位に名を連ね、ホワイトソックスのポストシーズン進出に大きく貢献した。
ロイヤルズの韋駄天アダルベルト・モンデシーは、リーグ2位の16盗塁(ジョナサン・ビラー)を大きく引き離し、両リーグ断トツの24盗塁をマーク。一方で8盗塁死も両リーグ最多で、積極的なトライの末掴んだタイトルといえるだろう。