ヤンキース、9回の5得点で勝負決め先勝! レイズ・筒香嘉智は出番なし【MLB地区シリーズ】
2020/10/06
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MLBは5日(日本時間6日)、アメリカン・リーグのディビジョンシリーズ2試合が開催。ぺトコ・パークで行われた田中将大投手が所属するニューヨーク・ヤンキース対筒香嘉智外野手が所属するタンパベイ・レイズの第1戦(5回戦制)は、9-3でヤンキースが先勝した。
ヤンキース先発ゲリット・コール投手、レイズ先発ブレイク・スネル投手で始まった同試合は初回、先攻のヤンキースは先頭の1番DJ・ラメイヒュー内野手が二塁打で出塁すると、1死三塁から3番アーロン・ヒックス外野手の犠飛で先制。その裏のレイズは、2死から3番ランディ・アロザレーナ外野手のソロ本塁打で同点とした。
ヤンキースは3回、この日スタメンに入った8番クリント・フレイジャー外野手のソロ本塁打で勝ち越し。しかしレイズは、4回無死一塁からコールに好相性の4番崔志萬内野手に2ラン本塁打が飛び出し、逆転に成功した。
ビハインドとなったヤンキースは5回、先頭の9番カイル・ヒガシオカ捕手のソロ本塁打で同点とすると、2番アーロン・ジャッジ外野手にもソロ本塁打が飛び出し、再びリードを奪った。
以降は投手戦の様相を呈した。レイズは6回から継投に入ると、2番手ライアン・トンプソン投手が2回無失点の好リリーフ。対するヤンキースもコールを6回で降板させ、7回からチャド・グリーン投手、ザック・ブリットン投手と勝ちパターンに繋いだ。
試合は大詰め9回、ヤンキースは無死から安打と四球で一、二塁とすると、1死後に3番ヒックスが適時打を放ち追加点。続く4番ルーク・ボイト内野手は四球で繋ぎ、5番ジャンカルロ・スタントン外野手には満塁本塁打が飛び出し、試合を決定付けた。
意地を見せたいレイズだったが、9回裏は無得点で試合終了。打撃で破壊力を見せつけたヤンキースが、9-3で勝利を収めた。
【MLB】2020年ポストシーズントーナメント表