故障者復帰で勢いに乗るヤンキース、メジャー屈指の超強力打線擁し11年ぶりのワールドチャンピオンへ
2020/10/06
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ベストメンバーで11年ぶりの頂点へ
9月に入ると、故障者が続々と戦列復帰。地区2連覇は逃したものの、第5シードとして4年連続でポストシーズンへ進出した。
ベストメンバーで臨んだワイルドカードシリーズでは、第4シードのクリーブランド・インディアンスとの対戦となった。第1戦は今季ア・リーグ投手三冠のシェーン・ビーバー投手を攻略し、12-3と大差で勝利。第2戦も10-9と打撃戦を制し、連勝でディビジョンシリーズに駒を進めた。
役者が揃った打線は、圧倒的な破壊力で2戦合計22得点、7本塁打をマーク。特にトーレス、スタントン、アーシェラなど復帰組がレギュラーシーズンの鬱憤を晴らす活躍で、チームを牽引した。
ディビジョンシリーズでは、今季苦杯を嘗めたレイズと対戦。初戦でも打線が機能して9-3で勝利し、先手を取った。3戦目にはヤンキース・田中が先発予定。レイズ・筒香嘉智外野手との日本人対決にも注目が集まっている。