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レイズ、田中将大を攻略しリーグチャンピオンシップシリーズ進出に王手 筒香嘉智は「5番・DH」で先発出場も無安打【MLB地区シリーズ】

2020/10/08

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 MLBは7日(日本時間8日)、ディビジョンシリーズ4試合が開催。ペトコ・パークで行われたニューヨーク・ヤンキース対タンパベイ・レイズの第3戦(5回戦制)で田中将大投手が先発登板、筒香嘉智外野手が「5番・指名打者(DH)」で先発出場し、日本人対決が実現した。両者の対決は2打数無安打と田中に軍配が上がったが、試合は8-4でレイズが勝利。連勝でリーグチャンピオンシップシリーズ進出に王手をかけた。
 

 
 レイズは2回、先頭の5番・筒香は中飛に打ち取られるも、2死一、二塁のチャンスを作り、9番マイケル・ペレス捕手の適時打で田中から先制点を奪った。
 
 3回も2死二塁と得点圏に走者を置くも、筒香が一邪飛に打ち取られ無得点。対するヤンキースは、直後に2番アーロン・ジャッジ外野手の犠飛で同点に追いついた。
 
 しかし4回、レイズは無死一、二塁から8番ケビン・キアマイアー外野手が3ラン本塁打を放ち、勝ち越し。続く5回にも3番ランディ・アロザレーナ外野手にソロ本塁打が飛び出し、田中をマウンドから引きずり下ろした。
 
 この日の田中は、4回0/3(73球)を投げ、被安打8、被本塁打2、与四球1、奪三振4、失点5の成績で敗戦投手に。ディビジョンシリーズの防御率は11.25となっている。
 
 ヤンキースは直後の5回裏、3番アーロン・ヒックス外野手の適時二塁打で1点を返すも、6回にはレイズが9番ペレスの2ラン本塁打、4番・崔志萬内野手の適時二塁打でさらにリードを広げた。
 
 6点ビハインドとなったヤンキースは、8回に5番ジャンカルロ・スタントン外野手が5試合連続本塁打となる2ランを放つも、反撃はここまで。13安打で8得点を挙げたレイズが、8-4で勝利を収めた。
 
 筒香は、2回無死の第1打席は中飛、3回2死二塁の第2打席は一邪飛、5回無死一塁の第3打席は見逃し三振、6回2死二塁の第4打席はとらえた打球だったが、ヤンキースの二塁手・DJ・ラメイヒュー内野手の攻守に阻まれ、二直に倒れた。9回1死には第5打席を迎えたが、遊ゴロに終わり、待望のポストシーズン初安打とはならなかった。
 
 この日は5打数無安打の成績。ディビジョンシリーズは打率.000となっている。

 
 
【MLB】2020年ポストシーズントーナメント表



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