メジャーリーガーは興味津々 日本国内で賛否、ヌンチャク打法・馬場優治が米でも話題に
全国高校野球選手権埼玉大会で、滑川総合の代打馬場選手が見せたパフォーマンスが、海を越えたアメリカでも大きな話題となった。日本国内では、このパフォーマンスに賛否両論。最終的には、埼玉県高野連から注意を受けることとなった。
2015/07/25
前代未聞の打席内でのパフォーマンス
夏の全国高校野球、埼玉大会で驚きのパフォーマンスを見せる代打が現れたことが大きな注目を集めた。
話題となったのは、滑川総合の3年生である馬場優治選手。埼玉大会5回戦、滑川総合対埼玉栄の試合に代打で登場した馬場選手は、1球ごとにバットをヌンチャクのように振り回す、エビ反りで飛び跳ねる、漫画『ドカベン』の殿馬一人の秘打「白鳥の湖」(アニメ「てーきゅう」の夜叉の構え)のようなポーズを決めるといった数々のパフォーマンスを披露した。
その独特のルーティンがTwitterに掲載されると、瞬く間に世界中に拡散された。MLB公式サイト内の『Cut4』も、「日本の高校生が代打と創作ダンスを組み合わせた、これがその全てだ」と題した記事を掲載。馬場選手のパフォーマンスを動画付きで紹介した。
ユーモアにあふれたネタを好む『Cut4』は、そのパフォーマンスを絶賛。
those unspeakably beautiful 30 seconds come from Namekama High School in Japan, during a pinch-hitting appearance.
代打の間に日本の滑川の高校からもたらされた、声も出ないほど美しい30秒間だ。
そして、
As much as we appreciate the exploits of one Munenori Kawasaki, we can only hope that this video sweeps MLB, ushering in a new era of baseball dancing in the batter’s box.
我々が川崎宗則の功績を高く評価するのと同じように、我々はこのビデオがMLBに広がってくれることを願っています。そしてこのビデオはバッターボックスで踊る新しいベースボールの訪れを告げることになるかもしれない。
と、『Cut4』お気に入りの選手の1人である川崎を例に出して大きな関心を示した。