ドジャース、32年ぶり3度目のワールドチャンピオンに王手 投手陣の好投際立つ【MLBワールドシリーズ】
2020/10/26
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MLBは25日(日本時間26日)、ロサンゼルス・ドジャース対タンパベイ・レイズのワールドシリーズ第5戦(7回戦制)を開催。両チーム2勝ずつで迎えた同試合は、ドジャースが4-2で勝利し、32年ぶり3度目のワールドチャンピオンに王手をかけた。
先発投手は、ドジャースがクレイトン・カーショウ投手、レイズがタイラー・グラスノー投手と第1戦で投げ合った両者が任された。
ドジャースは初回、2番コーリー・シーガー内野手、6番コディ・ベリンジャー外野手の適時打で2点を奪い先取点を挙げると、続く2回には8番ジョク・ピーダーソン外野手のソロ本塁打でリードを広げた。
対するレイズは3回、1死一塁から1番ヤンディ・ディアス内野手の適時三塁打、2番ランディ・アロザレーナ外野手の適時打で1点差に迫ると、続く4回にも無死三塁のチャンスを迎え、2死一、三塁となったところで三塁走者のマニュエル・マーゴ外野手が仕掛けた。8番ケビン・キアマイアー外野手の打席で本盗。しかし惜しくも失敗に終わり、同点とはならなかった。
すると5回、ドジャースは4番マックス・マンシー内野手がソロ本塁打を放ち、2点リードで前半戦を終えた。
以降は試合が膠着状態に。レイズは8回、先頭の8番キアマイアーが安打で出塁すると、9番マイク・ズニーノ捕手に代え、代打・筒香嘉智外野手を起用。6回途中からマウンドに上がり、無失点投球を続けていた2番手ダスティン・メイ投手との対戦だったが、左飛に倒れた。その後、一、二塁と得点圏に走者を進めたが無得点。後がない9回は三者凡退に終わり、4-2でドジャースが勝利を収めた。
この日の筒香は、1打数無安打の成績。ポストシーズンは打率.125となっている。